トイレ(排尿・排便)時のコツは?
トイレ時も、腹帯を着用したままにすることで、傷口やたるんだ皮膚・筋肉を固定でき、より動きやすく痛みも軽減できます。
方法
①片手で傷口を押さえ、そのまま ゆっくり便座に座ります。
※腹筋に負荷がかかりにくく、傷口やたるんだ皮膚が動いてしまうのを抑えて傷に響きにくくなります。
②排尿・排便時は、片手で傷口は押さえたまま、台などに足を乗せて膝が股関節より高くなるようにして、
少し前かがみになります。
※この体勢になると、強くいきまなくてもおなかに圧がかかるため、おなかに力を入れやすく、排尿・排便しやすくなります。
③用を足した後は、傷口を片手で押さえたまま、ゆっくり立ち上がります。
※手すり等の掴まるものがあれば、掴まりながら、おなかに力を入れないように立ち上がると、より楽に立ちあがれます。
※妊娠後期のおなかが大きくておなかに力が入らない時期の排尿・排便時も、台を使って②と同様の姿勢にすると、
排便しやすくなるのでオススメです。
ただし、妊娠中は、足がおなかに当たらないよう、足を開脚してください。
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