破水に備えて準備するものは?
破水とは?
あかちゃんを包んでいる卵膜が破れて、子宮中の羊水が外へ流れ出る現象のことです。産婦人科では破水について、妊娠後期の母親教室や、妊娠後期の検診時に指導を受けます。
破水する時期や出てくる羊水の量は人それぞれで、事前に予測することができません。そのため、出産が近くなったら全てのママが破水時に必要な物品を揃えて、外出時にも持ち歩く必要があります。
破水かなと思ったら?
- かかりつけの病院に自分で電話をして症状の詳細を伝え、指示を仰ぎます。
- 清潔なナプキンなどをあて、車やタクシーで(自分で運転しないでください)、横になるなど安静にして病院へ向かいます。
尿漏れと見分けがつきにくい場合があるため、破水なのかわからないときや違和感があるときは、自分で判断せず、病院に連絡して、病院の指示に従ってください。
破水したら感染予防のため、入浴やシャワー、トイレの温水洗浄は使用しないでください。
事前に準備しておくといいこと
- 入院時の持ち物をまとめておく
- お産が始まったときの家族との連絡方法、病院への行き方を決めておく(陣痛タクシーの予約など)
- 破水対策用品を準備しておく(以下1例)
お産用パッド、夜用ナプキンなど | 羊水を吸収する |
バスタオル、レジャーシートなど | 移動時に車の座席に敷く |
替えのショーツ | 濡れたときに履き替える |
ビニール袋 | 濡れた物を入れる |
※妊娠37週以降は、母子手帳、健康保険証、診察券、破水対策用品を外出時に持ち歩くと安心です。
ダッコの「破水セット(お産用パッド、使い捨てショーツ、吸水・防水マット)」は、必要な物が1セットになっていて便利です!