清浄綿についてAbout clean cotton

「清浄綿(せいじょうめん)」とは

出産時に産院様から提供される、出産用品を詰め合わせた「お産セット」のほとんどには、清浄綿が入っています。そのため、出産を機に初めて清浄綿を手にされる方も多いのではないでしょうか。
清浄綿は、出産直後からのママのケアや生まれたてのあかちゃんのお世話に必須のアイテムです。しかし、一般的に販売されているウエットティッシュとの違いなどはあまり知られていません。
こちらでは、清浄綿ついて詳しくご紹介します。

産じょく期のママとあかちゃんに清浄綿が選ばれる理由

産後のママや生まれたてのあかちゃんの肌はとてもデリケートなため、肌にふれる物は注意深く選びたいものです。そこで重宝されるのが、デリケートな肌に使用するために作られた清浄綿です。

医薬部外品である清浄綿は、医療用脱脂綿に精製水(不純物の除去などを施した水)と極少量の消毒薬(「クロルヘキシジングルコン酸塩0.02%」または「ベンザルコニウム塩化物0.01%」)の溶液をしみ込ませたもののことをいいます。

1回の使用分ずつをアルミフィルムで包装した後に滅菌(湿熱滅菌)されているため、長期間水溶液の蒸発を防ぐと同時に、いつでも清潔な状態で使用できるのが特長です。主に、皮膚の清浄やふき取りに使用されています。個包装のため持ち運びが便利なうえに、3年間品質が保持されることも大きなメリットとなります。

同じタイプの商品として、医療用脱脂綿に精製水100%をしみ込ませた「ウエットコットン」や、不織布製の「ウエットシート」もあります。

「清浄綿」の歴史

2008年(平成20年)に、「出産が安心・安全で快適になる製品を」というママと助産師の声から生まれたのが「ダッコ」ブランドです。創業1936年(昭和11年)のオオサキメディカル株式会社が運営しています。

現在、医療材料などの製造販売を行うオオサキメディカルは、ガーゼや脱脂綿など衛生材料の製造・販売から始まり、医療の現状と時代のニーズに向き合った商品を多く開発してきました。

そんなオオサキメディカルを代表する商品が、清浄綿「クリーンコットン」です。

クリーンコットンは、1962年(昭和37年)頃に医療現場の声から開発されました。当時の産婦人科では、出産後のママの陰部や授乳時の胸のふき取りには、カットした医療脱脂綿に消毒液を浸したものが使用されていましたが、それは看護師が看護の合間に手作りしていたこともあり大変苦労されていました。

その状況を改善すべく開発されたのが、1回の使用分ずつをアルミフィルムで包装した「クリーンコットン」でした。清浄綿「クリーンコットン」は、多くの医療機関から好評を得て、現在でも全国各地の医療機関で使用されています。

「清浄綿」のおすすめの使用シーン

授乳前後の乳首や乳房の清浄・ふき取り

授乳期のママの乳首は敏感で傷つきやすいため、授乳前後の乳首、乳房のふき取りにも最適です。1包に2枚入っている製品を使用することで、両胸にそれぞれ1枚ずつ使用することができます。

産後の悪露(おろ)や陰部の清浄・ふき取り

清浄綿は主に産後のママの陰部のふき取りに活用されます。やわらかな脱脂綿を使用しているため、ティッシュなどよりも摩擦が抑えられ、悪露のふき取りに最適です。

あかちゃんの顔やおしりの清浄・ふき取り

清浄綿は、敏感なあかちゃんの肌にも最適です。あかちゃんの顔や口まわりはもちろん、たっぷりと水分を含んでいるので、おしっこやうんちを洗い流すようにきれいにふき取ることができます。風邪などでお風呂に入れないときも清潔に保つことができます。

あかちゃんの目まわりの清浄・ふき取り

片目ずつ清潔にふけるように、1包に2枚入った「目まわり専用清浄綿」もあります。目ヤニの多いときなどに最適です。

あかちゃんの歯のお手入れ(ウエットシート)

歯みがきができないあかちゃんの、歯と歯ぐきに残ったミルクや汚れなどをふき取るには、精製水100%で口の中に繊維が残りにくい不織布製のウエットシートが適しています。歯が生えてからはもちろん、歯が生える前から始める歯みがきトレーニングとしても役に立ちます

清浄綿・ウエットコットン・ウエットシートのよくあるギモンついては、
下記のページで解説しています。
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