オオサキメディカルの創業は1936年。
ガーゼや脱脂綿など衛生材料の製造・販売から始まり、
医療の現状と時代のニーズに真摯に向き合って、様々な製品を開発してきました。
1955年、当社にとって転機となる製品が誕生します。
きっかけは、「出産後の陰部清拭に使用する清浄綿を作るのが大変で…」
という産婦人科の師長(当時は婦長)さんからのちょっとした相談でした。
当時、清浄綿は看護師さんが看護の合間に手作りしており、現場は大変苦労されていました。
そこで当社は、脱脂綿を1枚ずつ個包装し、衛生面も安心な清浄綿「クリーンコットン」を開発。
「医療現場の声に耳を傾ける」という当社の姿勢が形になった瞬間でした。
さらに、清浄綿と同じように手作りしていた、お産用パッドも製品化へ。
清浄綿とお産用パッドは瞬く間に様々な医療機関から好評を得ることができ、
オオサキメディカルの名も全国に広がっていきました。
時は流れ、少子化時代に突入した現代の日本。
出産は人生最大のイベントであり、
「妊娠~産後を快適に過ごしたい」という声を
妊産婦さんから多く聞くようになりました。
「出産準備がラクになる製品を」
「今のママたちに似合うデザインを」
2008年、そんな声から生まれたのがダッコブランドです。
『ダッコ』を代表する「お産セット」は、
おしゃれなバッグに様々な出産・育児用品がつめられ、多くのママたちや医療機関に支持されています。
今では、お産セットの全国シェアNo.1※を獲得することができました。
※当社調べ
また、日本国内のみならず、海外の医療機関やママからも支持され、
今では、中国・インドネシアのママとあかちゃんに愛され続けています。
これからもダッコは、「医療現場の声」に耳を傾け、
助産師さん、そしてママとあかちゃんに寄り添い続けます。
長年医療に関わる製品を提供してきた私たちは、安心・安全を最も大切にしてきました。
ママとあかちゃんの「安心・安全」を守ることは、
ダッコの使命だと考えています。
妊娠から出産、そして育児期のママとあかちゃんは、 “ココロ”と“カラダ”がとっても敏感。
ダッコはママとあかちゃんの毎日をより快適に過ごしてもらうために、
製品の「素材や機能」を工夫しています。
育児や家事で忙しいママだって、あかちゃんと一緒におしゃれをしたい!
ママには、上品さと清潔感のある女性らしいデザインを、
あかちゃんには、やわらかく温かみのあるユニセックスなデザインを。
ダッコは、ママの気分も高まる「おしゃれなデザイン」を追求しています。
本当の快適さを知ってもらうために、正しく使って欲しいから…。
ダッコは、使用する全ての人への「使いやすさとわかりやすさ」にこだわっています。
ダッコはこれまで、たくさんの “助産師さんとママの声”に耳を傾け、様々な製品を作ってきました。
これからも、一つひとつの「声」を大切にし、みなさんの想いを形にしていきます。
ダッコを創りだすスタッフは、それぞれの仕事の中で、
助産師さんやママはもちろん、仲間の声にも耳を傾けることを大切にしています。
ママとあかちゃんに笑顔を届けるために、ダッコはこれからも「声を形に」を考え続けます。
私は、商品開発部でダッコブランドの企画や開発の担当をしています。ダッコには、ブランドの立上げ当初から携わっており、ママやあかちゃんにとって製品の安全性や使いやすさはもちろんですが、正しい使い方をして頂けるように、パッケージのデザインや言葉づかいなどにもこだわってきました。
私が担当した製品企画の中で一番印象に残っている製品は、あかちゃんの口の中を綺麗に拭き取る「あかちゃんの歯のお手入れシート」です。この製品を企画するために、産婦人科だけでなく歯科医の先生にも、アドバイスを頂きました。そこで、赤ちゃんの歯のお手入れは、歯が生え始める前からしなければいけないことを初めて知り、驚くのと同時に正しい知識をママ達に伝えることが大切だと感じました。歯が生え始める前の歯茎にも刺激が少なく、汚れをふき取りやすい素材にこだわり、あかちゃんにとって安心な精製水100%にしました。今では海外でも販売されており、インターネットなどで好評を頂いているコメントを見ると、「世界中のママに喜んで頂けているんだ!」と心からうれしくなります。
今では私も妊娠、出産を経験し、子育て中のママです。自らの経験を生かすとともに、助産師さんやママの声に耳を傾けながら、人生において大切な妊娠から育児の期間を、少しでも快適で幸せだと感じていただけるような製品をこれからも企画していきたいです。
私は、主にお産セットの生産管理を担当しており、生産計画、納期等の管理を行っています。
私が生産管理を行う上で最も大切にしていることは、納期を厳守することです。お産はすべて計画的に管理できるものではないため、急なご依頼を頂くこともあります。ママが安心して出産ができ、生まれてくるあかちゃんに快適な時間を過ごしてもらうため、できる限りお応えするように心掛けています。お客様から感謝のお言葉を頂くこともあり、やりがいを感じる瞬間です。また、工場の製造スタッフとして多くのママが活躍しており、ダッコ製品にはママたちの想いがたくさん詰まっています。さらに工場で働くママたちからの意見を聞くことで、よりよい生産体制が築け、ダッコの高い品質を維持できているのではないでしょうか。
病院やドラッグストアなどでダッコ製品を見かけることがあります。大切に作った製品が、実際に多くの人たちに役だっていると思うと非常にうれしいです。これからもママとあかちゃんに安心・安全な製品をお届けしていきます。
品質管理室に所属している私は、原料の受入れから製造工程、出荷前の製品まで分析評価を行い、製品の品質を守ることが主な仕事です。開発商品案件の試験や製品の安定性試験を実施し、病産院の方々、そしてママたちに安心して使っていただけるように努めています。
ダッコは、生まれて最初に出会うもの。安心・安全であること、それがまず一番に守られねばならないことです。日々の改善の繰り返しと、リスク管理・予防措置といった厳しい安全基準をクリアした製品のみを、ママやあかちゃんにお届けすることができるのです。
私は、妊娠・出産・育児を経験し、今まで以上にママには「安心」をあかちゃんには「安全」をお届けするという意識が高まりました。また、子育てをしながらの仕事は大変ですが、ママとしての目線を活かした、品質管理をおこない、安心・安全でより衛生的な製品をお届けしていきます。
私は、オオサキメディカルの一員となって各地の営業を17年経験しており、ママが出産時に使用する製品や、誕生したあかちゃんが使用するベビー用品を病産院様に販売することが主な仕事です。
病産院を訪問し、担当の助産師さんと打ち合わせを行い、課題解決のために、私がいかに仲間となり協力できるか、そして価値提供につなげていけるか…。そのために、まずは丁寧に話を聞き、本当の課題や要望を見極めることが大切だと考えています。産院を訪問すると多くの妊産婦さんや、ママとあかちゃんを見かけます。そして、たくさんの笑顔と多くの幸せな光景を目にします。
私が提案の際に最も大切にしていることは、ママとあかちゃんにとって、出産というひとときを快適に、楽しく、穏やかに過ごしてもらいたいという想いです。そんな想いを込めた提案が採用され、出産を終えたママがダッコ製品を持って退院する姿を見かけたときは、ママとあかちゃんのお役に立てたことを実感し、やりがいを感じます。
これからも、たくさんのママとあかちゃんそして病産院様のスタッフにダッコ製品を提供し、喜んでいただけるよう活動して行きます。
献金は、主に全国の産婦人科医院・病院などを通して「公益財団法人 日母おぎゃー献金基金」に 集められ、心身障害の予防・療育等に関する研究を補助するために使われています。
ダッコは、2009年より収益の一部を毎年寄付し、この活動を支援しています。
活動のひとつとして発行している『母子のためのお薬手帳』には、ダッコの情報が掲載されており、ママとあかちゃんの交通安全を守る「マタニティステッカー」とともに、全国の自治体を通じてママに配布されています。